施工例 スワッグ&テール

先日から打合せしていたスワッグ&テールバランス、無事に納品してきました。

 

テールの長さのスケッチがこちら

梁底から床までが2300㎜。スワッグ高さが400㎜。テールが1200㎜です。

空間にボリュームがあるからテールの長さが良く似合うと思いました。

インテリアや生地の色柄は全て奥様のコーディネートです。とても素敵( ^^)

私はそのイメージを具現化するお手伝いを・・

リノベーション前のお部屋がこちら

左右の天井高さが違ってて、しかも左窓途中でレベルが切り替わっていました。

これでは綺麗に仕上がらないので、左右同じ様にする為に工務店さんに造作で梁を作って頂きました。梁を作るアイディアはご主人によるもの。現場でパッと思いつかれたのですごいなっと思いました。

梁の出幅は19㎝。このサイズはこちらから指定。レースはバルーンシェード、3ツ山2倍のドレープ、スワッグバランス。と決まっていたのでそれぞれが干渉しない様に計算した寸法です。もう少し小さくでも取付は可能なのですが、新たに作るのでせっかくなら、ゆったりとしたサイズで、優雅に見える様にとこのサイズに決めました。前に出てる分、ドレープにもリターンをつけて横から見た時に隙間が出ない様にしています。

今回綺麗に納まったのはリノベーションの工事前から打合せが出来ていたからだと思います。これは新築でも同じなのですが。どうしてもカーテンのプランニングって後回しになってしまいがちで、現場が出来上がってしまうともうその状況で施工出来るものしか提案出来ません。なので、出来れば早い段階で検討頂けると希望通りのスタイルに近づける事が出来るので早めのご検討、よろしくお願い致します。

スワッグ&テール

今「スワッグ&テール」の打合せをしています。

スワッグ&テールというのはカーテンのトップトリートメント、上飾りのデザインの名前です。スワッグは半円の垂下り、テールは両サイドの垂下っている部分を指します。

よくスワッグとテールの長さはカーテン丈のどれくらいにしたらいいですか?と質問を受けますが、私は決まった定義は無いと思っています。

それはお客様の好みと、その空間のインテリアのボリューム次第で似合う、似合わないが決まるからだと思っているからです。

上の写真はメーカー(東リ)さんのカタログ内の施工例写真。

下は今回のお客様の窓寸法に縮尺を落とし込んだスケッチ3種。

カーテン丈、2300㎜に対してテールの長さを800㎜、1000㎜、1200㎜のバージョンで描いてみました。

 800㎜

 1000㎜

 1200㎜

テールの長さで随分印象が変わります。今回は1200㎜をご採用頂きました。

最後に雑誌のスナップ写真を。

この写真のテール、日本のものに比べたらむちゃくちゃ長いと思いませんか?

でも馴染んでいるのは、天井の装飾、壁の色、カーペットの色、ベッドのデザインなど一つ一つにボリュームがあるからだと思います。

 

5月バタバタしてたらブログ一つも書いてませんでした((;^_^A

インスタもしかり...反省。

演出カーテン

フランスベッド様のショールームの空間演出のレースカーテンを納品させて頂きました。

今回のポイントはショールームの真ん中に設置する為「裏面も美しく仕上げる」です。カーテンの裏側が丸見えでは興醒めしてまいます。そこで「両面表仕様2重カーテン」です。2枚のカーテンの両サイドを縫い合わせ、上下は別々に仕上げる方法です。カーテンレールは1本で前後からカーテンを吊り込みました。

レールの端部はリターン金具をオプションで使用。内側のカーテンを90度正面に巻き込んでくれる為、カーテンの断面も表の生地になります。1個100円の金具が有るのと無いのとでは随分印象が変わります。

裏面は印象を変えてシンプルに無地になっています。

 

 

 

 

 

エントランス入ってすぐ正面に設置されています。

お出掛けになられた時はぜひ見てみて下さい!

 

フロントレーススタイル

透け感のあるレースを部屋内に吊って、無地のドレープを後ろに吊る。

そうするとお気に入りレースを一日中眺めている事が出来ます。

また、後ろのドレープの色でゴロっと印象が変わるのでそれも楽しいです。

こちらのお客様は、水色、ラベンダー色、黄色で悩まれていました。

でも最終黄色のドレープにされましたが、元気いっぱいとても明るいリビングに仕上がったと思います!

 

別注カフェカーテン

玄関にある幅18センチのスリット窓。

せっかくの玄関、家の顔となる場所なので何かで飾りたい。というご希望にそってレースのカフェカーテンを提案させて頂きました。

上下ポール通しにして、真中は革紐でキュッと結びました。革紐もボリュームのあるタイプではなく華奢な印象のもので☆

高窓の取付/シャープシェード

前回ご紹介した高窓現場の商品写真です。

やはり幅3800、取付高さ5300もあると圧巻です。

設計士さんの自邸で新築時、吹抜部分にはシェードをつけていませんでした。ただ何年か冬を過ごされたのですがやはり寒いので下の窓の様にプレーンシェードを付けたい。との事で追加工事になりました。

生地の選定は、

①1Fと同じような色目で。(同じ生地は廃番でした。)

②今回まず優先事項は断熱だったので、昼間ドレープのシェードはまず降ろさないという事を確認して遮光生地を提案しました。

遮光生地は遮光だけではなく糸の目詰まりが密なので冷気を通しにくいのです。

③高窓なのでドレープはシャープシェードのご提案をしました。

たたみ上げた時にプレーンシェードはたまにクシャっとなる時があります。手の届く所なら直せるのですが、高窓はそうはいきません。折曲がるところにバーが入っているシャープシェードならいつでもピシッと畳みあがってくれます。なので使い勝手、見た目も考慮しての提案です。

あとはリングのピッチなど細かいところを下のシェードと合わす指示をして発注しました。

高窓の納品

今日は高窓のシェードの施工でした。

W3790H2290のシェード、設置高さが5m30あるお宅でした。

取付位置が高いのでリビングに足場を立てて大掛かりな工事でシェードも大きく、ちょっと緊張したのですが無事完了しました!

と言っても施工は信頼のおける職人さんが全部してくれたので私は立ち会いしてただけなんですが...(;^_^A

無事完了させるために足場のタワーを組み立てるときの声掛け確認「渡すよ。」「持ちました。」「はなすよ。」確実に現場を納めるという姿勢、再度気を引き締めるきっかけになりました。

施工例~タペストリーカーテン~

先月納品したレースの上部リボン仕様タペストリーカーテン(右手の出入り口の)です。

施主様にも気に入って頂けて「いいですね!」の一言頂いた時はホッとしました!よかった(^^)

フィッティングルーム/施工例

これはアパレル会社さんのリノベ工事にて作った社内で使うフィッティングスペースのカーテンです。ここで新作の試着をしたり、時には撮影で使われるのでカーテンが背景にもなる様です。

   

施工としては天井に予め下地を入れておいて頂けたのでレールを直接天井に取り付けることが出来ました。とてもすっきした見た目になります。またカーテンの移動距離が長いので滑走性の良い静音ランナーを使いました。

住宅施工例

先月打合せにお伺いしたお客様の納品が無事完了致しました。

奥様がとても色を重視される思い切りの良い方だったので(プロの色選びの様な(^^))私も仕上りをとても楽しみにしてました。

リビングの掃出し。このスミノエのお花畑レースは不動の人気商品です☆

タッセルはレースの雰囲気でナチュラルなもので。

 

小窓のシェードは掃出しと同じドレープでレッドとアイボリーのボーダー仕様。ありがたい事にこちらの提案を採用頂き、とても綺麗な窓になったと思います。

 

2階の洋室はお薦めのレースサンプルから選んで頂いたシロクマのと、お花の刺繍レースです。とってもかわいい仕上りになったと思います。

この2点、大柄だったので柄を楽しんで頂く為にも使う生地の量を減らして1.5倍使いでお作りしました。2倍のタックがあると柄が良くわからなくなってしまうので。コストも下がって良かったと思います。

最後にエフルのオリジナル仕様のカラーウェイトテープ仕上げも採用頂きました!ありがたいです。黒地に赤のラインがポイントのカッコいいドレープだったのでレースは白の無地に黒糸でロックを掛けました。

いろいろとありがとうございました!!