ロールスクリーンの生地の一部をレーザーカットにて穴をあけて柄を表現するという商品があります。
人気な柄が『電球』!いろいろな方からオーダー頂いてます。
ロールスクリーンの生地の一部をレーザーカットにて穴をあけて柄を表現するという商品があります。
人気な柄が『電球』!いろいろな方からオーダー頂いてます。
8月11日(土)から15日(水)まで
夏季休暇とさせて頂きます。
16日(木)より通常営業
宜しくお願い致します。
先日展示会の様子を投稿しましたが今日はその時、一番印象に残った生地を紹介したいと思います。
U8057 138㎝幅 5,400円/m
「天然素材である麻のカーテンです」
と言っても信じてくれる方がきっといると思ってしまうほど麻の質感を忠実に再現したポリエステル100%の生地です。
麻の素材だと洗濯してしまうと縮んでしまうというのはどうしても避けられない事でした。それが短所でもあり長所でもありの天然繊維の特性です。ただ今回の新柄、その縮みを通常のカーテン同等の伸縮率-1%で作られています。
風合いは限りなく本物で、日々の扱いも手軽になったとても画期的な商品だと思います。実際先日カーテンとして納品したのですがシワ感含めとても良い風合いでした。
日本のポリエステルの加工力は世界に引けを取りませんと以前聞いた事があるのですがなるほど!の納得な新柄でした。
先日大阪で開催されたスミノエの新作カーテン展示会に行ってきました。
ステキな新柄が沢山ありました。
店舗の間仕切りカーテンです。
カーテンの奥側を3部屋に仕切っています。
これはカーテンを設置している金物も設計士さんのオリジナル設計でカーテンも試作品を作って納め方を検討した案件です。
写真の箇所は裾は水平ですが上部は斜めになっています。
今回のこだわりポイントは表から見ても裏から見ても同じように。
なのでカーテンの幅継も表裏同じように見えるかぶせ縫い、裾とサイドはメロウロックにて製作しました。上部は輪っか仕様。折り返しも金物から見えない様に1㎝の小さいものにしました。
ホームページにプロフィールを書いてなかったので簡単に。。
初の社会人としてのキャリアはブライダルコーディネーターとしてスタートしました。結婚式当日までの打ち合わせが主なのですが、長い方で1年。最短で3週間。とても密度の濃い6年間でした。
その後はインテリア業界に興味を持ち資格取得後転職活動。
最初はジャンルを絞ってなかったのですが次第にカーテン、窓装飾に興味を持ち前職に再就職しました。
2003-2017建築内装資材の商社にて、窓装飾製品の販売・施工に携わりました。
窓装飾というファブリックや、施工の世界はとても奥深く経験を積んでも積んでもまだまだ新しく勉強する事が山ほどありました。興味が尽きる事はない14年を過ごしました。
取得資格 : インテリアコーディネーター(2003)/ 窓装飾プランナー(2014)
2017年秋 オーダーカーテンコーディネート事務所 eful 設立
もっと様々なファブリックの世界を知りたいという思いから周りの沢山の方々のご協力を頂きながら独立致しました。感謝の気持ちでいっぱいです。
今まで納めてきた現場のジャンル、取扱い商品などはホームページのworkをご覧ください。
先日、川島織物セルコンさんの“SumikoHonda”新作発表会に行ってきました。
“SumikoHonda”ブランドって??を掻いつまんで説明すると、川島織物セルコンさんのインハウスデザイナー本田純子さんのブランドです。毎年3柄ほど新作としてこの時期に発表して来られていて今年で20周年です。デザインのコンセプトは自然の草花や、光、風を使う事が多く豊かな自然をファブリックに落とし込んでおられます。今年のコンセプトは「風 光る」。去年は「桜咲き」でした。
本田さんの凄いところはデザイン画を描くだけではなく、自分でそのデザインの織り設計までされるところ。普通は織り設計専門の専門職の方いるほど特殊な作業をデザイナー自身でされているんです。美系と理系のセンスが同居しているんですね。
そして川島織物セルコンさんの凄いところが、この複雑な織り設計のファブリックを糸の染色からファブリックの仕上りまで自社で賄っておられるところ。社内でこの一連の工程を完結できるのは日本全国で川島織物さんだけではないでしょうか。普通は織物産地でそれぞれの会社が各工程を分業で受け持っている事が多いです。
そして今年の新柄です。初のポップ柄!新鮮でした。
空に浮かぶ雲をモチーフにしています。ただ、織りの技法のクオリティーが高いので単なるポップというジャンルに収まっていませんでした。ポップだけど上質。新しい何かを感じました。
生地の名前は「アエローソ」(イタリア語で伸びやかな)
いつもはこんな感じが多いです。
先月納品したロールスクリーンです。
3階建てのご自宅の1Fガレージ部分をこの度ゲストハウスにリノベーションされた案件です。写真はエントランス。窓3面に対して1台ずつロールスクリーンを取付しました。色は施主様のチョイスにて。キッチンの青いタイルともとても雰囲気があってました!
左側のドアの取っ手とスクリーンが干渉してしまうので今回はオプションで3台とも逆巻き仕様にしています。
通常ロールスクリーンの生地は奥側から降りてきますが、逆巻きは手前から生地が降りてきます。
外から。とてもいい雰囲気です。
オーダーカーテンの業界では、よく耳にする『3ツ山2倍ヒダ』
これって何ですか?との方の為に簡単に説明すると、カーテン縫製の方法の事なんです。
ざっくりとですが2m幅の窓に対して4m幅のカーテン生地を2mのカーテンに仕立てるのが『3ツ山2倍ヒダ』オーダーカーテンの主流の縫製方法です。
また、2mの窓に対して3mのカーテン生地を使うのが『2ツ山1.5倍ヒダ』主に既成カーテンや、イージーオーダーカーテンの主流の縫製方法です。
逆にオーダーカーテンでも2ツ山1.5倍で縫製する事があります。
使う生地の量が少なければ予算も落ちるので、コストダウンによく使う方法です。
ただ!今日はここからが本題です。
1.5倍使いをおすすめするのはコストを落とす為だけではありません。あえて1.5倍をお薦めする時もあるんです。それは大柄なカーテン生地の場合。柄を楽しみたい時は1.5倍、もしくはフラット縫製がいいです。
写真を見て頂ければ分かるのですが2倍だとタックが深すぎて柄がはっきり見えないのです。1.5倍だと浅いので柄が解ります。
≪3ツ山2倍ヒダ≫
≪2ツ山1.5倍ヒダ≫
≪フラット縫製≫ ※メーカーカタログより
同じ生地での比較です。
efulでは柄の雰囲気でも縫製方法をご提案させて頂きます。
今月納品したカーテンもドレープは1.5倍ヒダで縫製しました。
保育園での古いカーテンとの掛け替え工事でした。
今回はタッセルをカーテンに縫い付けるという縫製を採用してもらいました。
なぜそんなことをするかというと、房掛けという金物が丁度園児の顔位の高さに取付となって危ないかも・・という配慮の元です。しかもこれだったら窓の真ん中で束ねたい時も束ねられます。
(房掛けが100%危ない訳でもありませんし、安全対策をとられた房掛けも発売されています)
タッセルの両端にマジックテープが縫い付けられてあって、カーテンをくるっと囲って留めます。タッセルの位置がいつもより高いのは、床からの高さ、園児の身長を考慮して少し高めに付けました。
毎回タッセルの高さは悩むんですよね。。
地道に縮尺落とし込んだスケッチを書いて決めてます。。