バーチカルブラインド②

前回の投稿と同じお宅です。

階段登って正面にも窓が有ったのでブラインドを設置しました。

窓から床まで40㎝ほど立ち上がりの壁があったのですが、ここは天井から床まで一気にブラインドを付けました。この方が空間の広がりも感じられますし、スッキリとした印象になります。

 

機能面ではオプションで右側にも左側にも羽を寄せられる仕様としました。

ほぼ一面fixですが右側に風通しの為の細い窓があります。窓を開ける時は羽は左側に、全体的に開ける時は吹抜けから死角となる右側に羽を寄せて頂きます。

これらの操作方法はメーカーによって準備されているオプションがバラバラなので色柄だけで無く、商品選定の重要なポイントとなります。

バーチカルブラインド

バーチカルブラインドを納品してきました。

石材、木材がとても印象的な吹抜リビングにシンプルなラインのバーチカルブラインドが良く似合ってました。

発注の時にちょっと気を付けた点はヘッドレールと、操作コード、回転棒の色をどうするか。普通これらの部品色は同じ色の事が多いのですが、今回はカーテンボックスが天井からの高い位置にあり、またボックス内の色が茶色で下から良くボックスの内部が見えたのでレールはアンバー色、コードと回転棒は壁と羽の色に合わせたホワイトで手配しました。

2階はボックス内部もホワイトだったので、素直にホワイト1色にて作りました。

納品後に設計の先生からも嬉しいお言葉いただきました。

『井上さま

いつもお世話になり、ありがとうございます。
昨日現場にいきましたので、見せていただきました。

色々と配慮いただいたのがよくわかり、私としても納得でした。

ありがとうございました。』

 

これからもちょっとした配慮でお客様が快適に過ごせるように日々努力していきたいと思います。

川島織物セルコン ドレープ

 

川島織物セルコンの最上位ブランド『filo』の「レイロウ」というドレープを採用して頂きました。

太陽、雨、風などの自然の様々な現象を、抽象的に表現したデザインです。ボリュームのあるベースに、光沢感のある糸で柄を表現。柄部のグラデーションは、夕焼けや朝焼けのイメージです。

高級ファブリックにはデザイナーの想いが一つ一つ込められています。その想いに出会う度ファブリックっていいなぁと思ってしまいます。

 

ドレープは交差仕様にしています。

寝室などベットの位置の関係で逆交差仕様(左側が手前)にする場合もあります。

フジエテキスタイルドレープ

一つ一つの素材がとても重厚なインテリアの住宅にカーテンを提案させて頂きました。

このインテリアのボリュームなのでファブリックもシンプルでもこの重厚さに耐え得る物を選んで頂きました。

ドレープはフジエテキスタイルの「ダイヤグラム」FA6311BR。

太いスラブ糸やモール糸をたてよこにざっくりと織り込み、均等では無いニュアンスのあるヘリンボーンの柄を作っています。何種類もの特別な糸の組み合わせが素材にインパクトを与え、重厚で素材感のある高級なファブリックを目指して企画された無地です。

また装飾タッセルもフジエのものです。