施工例

店舗の間仕切りカーテンです。

カーテンの奥側を3部屋に仕切っています。

これはカーテンを設置している金物も設計士さんのオリジナル設計でカーテンも試作品を作って納め方を検討した案件です。

写真の箇所は裾は水平ですが上部は斜めになっています。

今回のこだわりポイントは表から見ても裏から見ても同じように。

なのでカーテンの幅継も表裏同じように見えるかぶせ縫い、裾とサイドはメロウロックにて製作しました。上部は輪っか仕様。折り返しも金物から見えない様に1㎝の小さいものにしました。

プロフィール

ホームページにプロフィールを書いてなかったので簡単に。。

初の社会人としてのキャリアはブライダルコーディネーターとしてスタートしました。結婚式当日までの打ち合わせが主なのですが、長い方で1年。最短で3週間。とても密度の濃い6年間でした。

その後はインテリア業界に興味を持ち資格取得後転職活動。

最初はジャンルを絞ってなかったのですが次第にカーテン、窓装飾に興味を持ち前職に再就職しました。

2003-2017建築内装資材の商社にて、窓装飾製品の販売・施工に携わりました。

窓装飾というファブリックや、施工の世界はとても奥深く経験を積んでも積んでもまだまだ新しく勉強する事が山ほどありました。興味が尽きる事はない14年を過ごしました。

取得資格 : インテリアコーディネーター(2003)/  窓装飾プランナー(2014)

2017年秋  オーダーカーテンコーディネート事務所  eful  設立

もっと様々なファブリックの世界を知りたいという思いから周りの沢山の方々のご協力を頂きながら独立致しました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今まで納めてきた現場のジャンル、取扱い商品などはホームページのworkをご覧ください。

SumikoHonda 川島織物セルコン

先日、川島織物セルコンさんの“SumikoHonda”新作発表会に行ってきました。

“SumikoHonda”ブランドって??を掻いつまんで説明すると、川島織物セルコンさんのインハウスデザイナー本田純子さんのブランドです。毎年3柄ほど新作としてこの時期に発表して来られていて今年で20周年です。デザインのコンセプトは自然の草花や、光、風を使う事が多く豊かな自然をファブリックに落とし込んでおられます。今年のコンセプトは「風 光る」。去年は「桜咲き」でした。

本田さんの凄いところはデザイン画を描くだけではなく、自分でそのデザインの織り設計までされるところ。普通は織り設計専門の専門職の方いるほど特殊な作業をデザイナー自身でされているんです。美系と理系のセンスが同居しているんですね。

そして川島織物セルコンさんの凄いところが、この複雑な織り設計のファブリックを糸の染色からファブリックの仕上りまで自社で賄っておられるところ。社内でこの一連の工程を完結できるのは日本全国で川島織物さんだけではないでしょうか。普通は織物産地でそれぞれの会社が各工程を分業で受け持っている事が多いです。

         

そして今年の新柄です。初のポップ柄!新鮮でした。

空に浮かぶ雲をモチーフにしています。ただ、織りの技法のクオリティーが高いので単なるポップというジャンルに収まっていませんでした。ポップだけど上質。新しい何かを感じました。

生地の名前は「アエローソ」(イタリア語で伸びやかな)

いつもはこんな感じが多いです。

 

施工例

先月納品したロールスクリーンです。

3階建てのご自宅の1Fガレージ部分をこの度ゲストハウスにリノベーションされた案件です。写真はエントランス。窓3面に対して1台ずつロールスクリーンを取付しました。色は施主様のチョイスにて。キッチンの青いタイルともとても雰囲気があってました!

左側のドアの取っ手とスクリーンが干渉してしまうので今回はオプションで3台とも逆巻き仕様にしています。

通常ロールスクリーンの生地は奥側から降りてきますが、逆巻きは手前から生地が降りてきます。

  外から。とてもいい雰囲気です。

 

3ツ山2倍ヒダ 2ツ山1.5倍ヒダ

オーダーカーテンの業界では、よく耳にする『3ツ山2倍ヒダ』

これって何ですか?との方の為に簡単に説明すると、カーテン縫製の方法の事なんです。

ざっくりとですが2m幅の窓に対して4m幅のカーテン生地を2mのカーテンに仕立てるのが『3ツ山2倍ヒダ』オーダーカーテンの主流の縫製方法です。

また、2mの窓に対して3mのカーテン生地を使うのが『2ツ山1.5倍ヒダ』主に既成カーテンや、イージーオーダーカーテンの主流の縫製方法です。

逆にオーダーカーテンでも2ツ山1.5倍で縫製する事があります。

使う生地の量が少なければ予算も落ちるので、コストダウンによく使う方法です。

 

ただ!今日はここからが本題です。

1.5倍使いをおすすめするのはコストを落とす為だけではありません。あえて1.5倍をお薦めする時もあるんです。それは大柄なカーテン生地の場合。柄を楽しみたい時は1.5倍、もしくはフラット縫製がいいです。

写真を見て頂ければ分かるのですが2倍だとタックが深すぎて柄がはっきり見えないのです。1.5倍だと浅いので柄が解ります。

≪3ツ山2倍ヒダ≫

≪2ツ山1.5倍ヒダ≫

≪フラット縫製≫ ※メーカーカタログより

同じ生地での比較です。

efulでは柄の雰囲気でも縫製方法をご提案させて頂きます。

今月納品したカーテンもドレープは1.5倍ヒダで縫製しました。

 

施工例 保育園

 

保育園での古いカーテンとの掛け替え工事でした。

今回はタッセルをカーテンに縫い付けるという縫製を採用してもらいました。

なぜそんなことをするかというと、房掛けという金物が丁度園児の顔位の高さに取付となって危ないかも・・という配慮の元です。しかもこれだったら窓の真ん中で束ねたい時も束ねられます。

(房掛けが100%危ない訳でもありませんし、安全対策をとられた房掛けも発売されています)

タッセルの両端にマジックテープが縫い付けられてあって、カーテンをくるっと囲って留めます。タッセルの位置がいつもより高いのは、床からの高さ、園児の身長を考慮して少し高めに付けました。

毎回タッセルの高さは悩むんですよね。。

地道に縮尺落とし込んだスケッチを書いて決めてます。。

 

 

施工例 オリジナル仕様

  

オリジナル仕様の “カラーウェイト巻きロック” の第一号の納品完了しました!!

サンプルはブルーだったんですが、今回は女の子のお部屋という事でピンクになりました!

ちょっとしたアクセントでやっぱりかわいいです^ ^

反対側の掃出し窓とロールスクリーン。

ロールスクリーンはレーザーカットで遊びゴコロをプラス。

 

施工例

   

先週シェードの納品に行ってまいりました。

長堀橋にある「ダイニングtsuru」様

今回はコーディネーターさんのお手伝いという事で、efulは現地実測と商品手配、施工をお受けしました。コーディネーターさんの生地の選定、裾のビーズトリムもお店の雰囲気にとても合っていて素敵でした!

ところで今回私が思案したところというと、、

①大きいバルーンシェードはこの幅だと通常7スワッグ(バルーン)になってしまうので窓ガラスの4枚に合わせて8スワッグで製作しました。

②エントランス両隣のフラットバルーン。加工所によっては生地が4枚必要になったので3枚で受けてくれる加工所で製作しました。

4枚だったら生地の幅継ぎが3か所になってしまって3スワッグのバルーンの真ん中とか目立つ所に継ぎ目がきてしまうので3枚にこだわりました。バルーンのふんわり感もきれいに出てくれたのでよかったです。

③シェードを固定するブラケット。普通何も指定しなければ天付け正面付けどちらも兼用のブラケットがついて来るのですが、今回は外からの見た目も重要だったので天付け専用ブラケットを使いました。天付け用は平べったいので外から見たとき目立ちにくいメリットがあります。右側が天付けブラケット。

左の正面付けだと外からW25㎜H44㎜のシルバーの背面が所々見えてしまいます。

納品してしまえばどうってことない小さな事ばかりですが、やっぱり気になってしまいます。。

ダイニングtsuru  様 お料理とっても美味しいし、シェフ、スタッフの方々とても素敵な方ばかりなのでおすすめです!

ぐるなび https://r.gnavi.co.jp/7wr3yjs80000/

 

 

オリジナル仕様②

 

昨日に引き続きオリジナル仕様のご紹介です。

以前から人気の透け感のあるカラーレースのサンプルです。

右側が一般的なカーテンとして縫製した場合のサンプル。

左側がefulオリジナル仕様で縫製したサンプル。

透け感のあるカラーレースの場合上部のカーテンのフックや芯地といった資材も透けて見えてしまいます。そこで同系色のドレープをバックバランスとして一緒に縫製することによってその資材を隠しました。

せっかくきれいなレースでも資材が見えるとちょっと興ざめしてしまうなと感じてらっしゃる方にご提案したいオリジナル仕様です。

裾は黒糸でウェイトテープ巻きロック仕様にしています。

窓辺はもちろん店舗、レストランなどの空間の間仕切りとして使う場合などにおすすめです。

  

 

eful / オーダーカーテンブラインド / 大阪