別注カーブレール

先日の現場でコーナー窓がありました。

こういう時はメーカーで0.4m×0.4mの規格のカーブレールを使う事が多いのですが、今回は別注でカーブレールを作りました。

理由としては、ジョイントの箇所が1ヵ所で済む利点。レールはなるべくジョイントを少なくしたいものです。

2本のレールのジョイント位置が前後で揃う点。規格品だと前も後も同じ長さなので6㎝ずれてしまいます。

 

 

このカーブレールの左側短手に2.73mの直線レールをジョイントしました。

全長5.29m!カーテン溜まりも大きくなるのでレールはいつもより5㎝長めに伸ばしました。

ジョイント部分も工場カットの箇所なので綺麗に納まったと思います。

カーブレールの寸法の計算の方法は壁から何ミリレールが離れるのか、前後のレール間は何ミリなのか、左右それぞれ計算して出します。

コーナー窓以上の変形窓への設置もお問合せください‼

柄どり打ち合わせ 〜シンラ〜


前回投稿のツインシェードを作るにあたって加工所でどう言う風に柄出しをするのか打ち合わせをしました。

この生地の柄は横リピートが60cm強あり、シェードの幅は74cm。生地も柄のどの部分から送られてくるか解らなかったので実際に製作の方と現物を見ながらここから取ったらこんな感じ、だったらシカの顔が窓ガラス面になりますね、など出来上がりを想像しながらの打ち合わせでした。

 

位置決めが終わると一気に裁断、印付け、と工程が進んで行きます。こうなるともうプロの領域。私は見守るだけです。

 

いろいろな方に支えられてお仕事させてもらえています。

刺繍レース ~シンラ~

昨年から打合せさせて頂いていたお客様。

リビングの小窓にツインシェードを納品させて頂きました。

手前にシカとトリの刺繍が愛らしいオーガンジーレースにバックはグレーのドレープ地。今回はあえて小窓にアートを飾る感覚で柄物の生地を考えられてはいかがですか?という一言で生地探しが始まりました。

 

 

メインの掃出しはブラックグレーの無地調のドレープカーテン。

アクセントクロスの色も含めて、まとまりの中にも変化のある素敵な空間を選ばれたと思います。

 

 

 

デザインストレートバランス

施工例のご紹介です。

デザインストレートバランスとバルーンシェードを納品してきました。

モダンな雰囲気のお家でしたが天井に木材が使われていたり重厚な雰囲気もプラスされていたので、このバランスのデザインがとても調和がとれていた様に感じました。

そしてこの事例で気を付けたポイントは、バラスンスのサイズです。

右側の窓が他の部屋との扉に干渉してしまう為、左の窓の様に奥行が取れませんでした。左側はバランスの奥行18㎝。右側は8㎝で仕上げています。

その為右窓のバルーンシェードは窓枠内付にて施工。

 

 

そして今度は正面から見た時にバランスと窓枠の間に隙間が出来ない様に、また下部のウェーブの長いところ、短いところを加味してバランスの丈を決めました。これ以上長くすると全体的に重くなってしまうし、左窓のバランスもおかしくなってしまうので、これがギリギリだったかなと思います。

最後にちゃんとドアキャッチも使える事を確認して納品完了しました。

 

 

施工例 保育園②

保育室に1台だけロールスクリーンを設置しました。

打合せ時に先生方と話しているとやはり、お子さんがカーテンにクルクル巻き付いて遊ぶのが常だと。ロールスクリーンのチェーンもしかり。

チェーンが引っ掛かっては危険なので短めにしたのと、チャイルドセーフティ仕様のセーフティプーリーを付けました。

一定の負荷がかかるとパチンとチェーンが外れます。万が一の時の為の対策です。外れたプーリーは簡単に元に戻せてまた普通に使えます。

施工例 保育園①

保育園のカーテンの納品に行ってきました。

間仕切りにカーテンを取付たのですが、丁度レールの位置にカーテンボックスがあったので切欠きのカーテンを作りました。

切欠きの部分が小さかったので今回はフラットですが、大きなサイズだったら下の段のカーテンもヒダ(山)を取ってカーテンのプリーツを作ります。

また、下記の窓は横貼りの柄クロスがとても印象的だったのでカーテンの垂下りが柄にかからない様に他の窓より3㎝カーテン丈を短く作ってます。

施工例 リノベーションマンション

今回3回目のご相談のお客様宅。この夏の酷暑にてサンルームの植物が枯れてしまったので日よけにロールスクリーンを設置したいとのご要望でした。

ただ、傾斜窓仕様のロールスクリーンはサイドにワイヤーや下部にボトムバー受けのバーが余分に付いていたりと意匠的にごちゃごちゃしていて、お客様の好みにはあわないだろうなぁと打合せ前からどうしたものかと思案していました。

一つの提案を持って伺うとお客様も同じ様な事を考えておられて、共同でアイディアを出して、無事、施工まで持って行くことが出来ました!

 

 

 

 

 

 

 

ウェイトバーの袋のところにナイロンコートワイヤーを通して、端っこを輪っかにして枠に取り付けたフックに引っ掛ける。

実際施工するまではうまく納まるか不安でしたが上出来でした!

でも本来の使用方法では無いのでもし何かあった時はメーカーの保証対象外になる可能性があります。これはデメリットになるのですが、見た目スッキリな空間が出来上がったのでお客様にも満足して頂けました。

エフルではお客様の理想を実現するように一緒に考える様にしています。

施工例 リノベーションマンション

上部傾斜窓にロールスクリーンを取付。

窓の曲がるところに黒いパイプを取付けて生地を後ろから降ろしてます。

ふつうのスプリングタイプのロールスクリーンなので一旦巻き上がると椅子などに乗ってスクリーンを降ろさないといけないのですが、操作性よりも意匠性をお客様が優先されたのでこの提案となりました。

メリット、デメリットはありますが、仕上りはお客様と外国の部屋みたい!と大満足して帰ってきました。

 

コントラクト案件続き/ブラケットの種類

今回の現場ではいくつかのブラケット(カーテンレールを固定する金物です)を使い分けました。

    

真中が通常良く使うダブルブラケット。

一番上がエキストラダブルブラケット。壁からレールとレール間の距離が長くなってます。

一番下がNTダブルブラケット。通常のブラケットよりレールの位置が高くなります。

今回の現場は窓枠が壁から20㎜弱飛び出していました。10㎜位ならレール取付位置もさほど気にせずに施工出来たのですが、20㎜あると、ある程度窓枠とレースカーテンを引っ掛ける輪っか(レールのカン)の部分を離してあげないといけません。方法としてはレールを高い位置に取り付ける。それが難しい状況であれば壁からレールを離してあげる。です。

窓枠上に障害物などがあって高い位置に取付出来ない箇所はエキストラダブルブラケットを使用しました。

また窓枠上すぐが天井の場合はNTダブルブラケットを使いました。NTのいい所は天井とレールの隙間が少なくなるという事です。

カーテンが天井から着いているように見えてスッキリとした印象になります。

≪NTダブルブラケット施工例≫

写真小さすぎました…(;^_^A

コントラクト案件

福祉施設のカーテン、カーテンレール、木製ブラインドの納品に行ってきました。

現場のクロス工事が終わった頃にまずはカーテンレールの納品です。

大小まぜて計75ヵ所あったのですが職人さんのおかげで1日でレールと房掛けの取付を終えました。

(この日はめちゃくちゃ暑かったです。。!!お昼ごはんに行った食堂の空調がどんなにありがたく感じたことか。。(;^_^A)

 

次は少し日にちを置いて現場の洗い工事の後でカーテンの吊り込みです。

カーテンの段ボールも沢山になったので今回は施工前日にトラックにて別搬入。

追加工事もこなしてカーテンの吊り込みも1日で終える事が出来ました。

この日は建築検査という事もあって、全館空調効いてました!

ありがたい(^^)