改修工事現場の施工

先日施設の改修工事現場へカーテン、アコーデオン、ビニルカーテンの納品に行ってきました。

前日まで大雨が続いていたのですが工事の時は曇りで助かりました。

 

 

 

 

 

 

 

現調の時、アコーディオンを取付けたい所に天井下地が無かったので、監督にお願いしてクロス工事前に木下地入れて置いてもらいました。これで取付も何の問題もなくできました。ビニルカーテンのレール取付もしかり。

ビニルカーテンはSカンでランナーに引っ掛けてますが、開け閉めの際外れない様にSカンは上下共かしめてます。

 

吹抜けロールスクリーン 続き

ちょっとした事なのですが、前回投稿した窓の右隣の壁面にも吹抜けの窓がありました。こちらは上下同じ位置に窓有りです。右側のロールスクリーンの出幅を上下同じで作ってしまうと、上のチェーンが下のロールスクリーンに引っかかってしまうので、上のロールスクリーンは下のロールスクリーンより1㎝大きくなる様に作りました。

これで上のチェーンも真っ直ぐ降りてきますし、上と下でチェーンの意匠も少し変えています。

上の方のツブツブがクリア。下の方のツブツブがホワイト。

操作する時に迷わない様にチェーンの種類を変えました。

また同色のチェーンの種類変更出来るのもタチカワブラインドさんだけです。

吹抜けロールスクリーン

吹抜けの高窓にロールスクリーンを納品してきました。

手動タイプのチェーン式だったのですが、チェーンを横にずらさないとリビングの真ん中にチェーンが降りてきてしまう案件でした。そこで本来とは違う使用用途なのですが、マルチチェーンハンガーというオプション部材を使ってチェーンを右の壁側に寄せました。

   

操作も問題無く出来ました。ただ部材と本体が横方向に離れすぎるとチェーンの角度がつきすぎてしまうので上手く操作出来ませんので注意が必要です。

この部材のメーカーはタチカワブラインド。

吹抜けのこのパターンの場合はタチカワにしています。

保育園、福祉施設への納品

1階が福祉施設、2階が保育園となる新築建物の納品に行ってきました。

納品時は綺麗に内装が仕上がっていますが、初回の下見の時はヘルメット必須な状態の建築中の時でした。

ロールスクリーンはこんな感じです

また、後日追加工事にお伺いすると先生方の手作りのステキな天蓋が付いてました!

   

ロールスクリーンのピンクともとても合っていて私も真似したくなりました。

お子さんは天井がちょっと低い方が落ち着くから天蓋を作っているのだそうです。

ウェーブスタイル

ウェーブスタイルとはカーテンはフラットカーテンなんですが、強制的に丸いウェーブが出るスタイルです。

通常の山を作るカーテンとは違ってドレープはあるのですが印象はとてもシンプルです。最初にきちんと設置しておけば畳み込んだ時も綺麗に畳んでくれます。

このスタイルはランナーを専用のピッチキープコードで繫げてあるのでカーテンを引っ張ると連鎖で次のランナーも動くという仕掛けです。

フラットカーテンだとカーテンを閉める時最初は真っ直ぐで、均等なウェーブを出すなら自分で再度生地が均等になる様に調整しないといけません。でもコードがついている事によってカーテン全体が常に均等なウェーブに整えられています。

今回の施工例はTOSOでしたが、以前からサイレントグリスでも同じ様な商品が有ります。サイレントグリスの方はコードのピッチ間隔も2種類あり、選択の幅は広がります。

カフェカーテン

カフェカーテンを別注で作りました

ナチュラルイメージの柔らかいレース生地で、たっぷりなギャザーではなくふんわりとしたフラットな仕上がりでというお客様のオーダーだったので、いつもは内寸に2倍から2.5倍でカフェカーテン作るのですが、今回は1.2倍にて作らせていただきました。

上部の立ち上がりも1㎝と小さめに。ギャザーがあると2、3㎝でも立つのですがフラットだったら寝てしまうので。

上の立ち上がりを作る事でテンションポールの隙間も綺麗に埋める事が出来ました。

また丈は窓下20㎝とし、共布で作ったリボンでスタイリングしています。

リボンのサイズは今回2㎝×55㎝で作りました。結び方も蝶々結びではなく少しラフな片結びにしています。また場合によったらリボン代わりに麻ひもでも雰囲気が出ると思います。

保育園カーテン準備

今週末から始まる保育園の大規模改修工事の施工指示書を作りました。

2現場3フロア分。この図面を元に職人さんに材料を振り分けて取付して行ってもらいます。この窓には何mのレールを準備してますや、レールの取付位置など細かく記入します。ただあくまでも施工当日の指示書なので長々とした文章を詰め込むのは控えています。色を変えたりして瞬時に確認したい内容が目に飛び込んでくる様な指示書作りを心がけています。

また段取りも住宅と違って量も多くなるので、かさ張るカーテンはトラックで現場搬入して、レールは職人さんに持ってきてもらって朝一から作業は進めてもらって、、などいかに当日効率よく作業を進められるか考えたりしています。

こういう1日仕事の現場は事前の段取りが重要だと私は思っているので多少準備に時間がかかっても良しとしています。

 

 

高窓カーテン続き

前回からの続きです。

中心のランナーが交差ランナーだったので、中央部分は通常のカーテンの縫製とは少し変更しています。

カーテンの右側が上になり、左側が下に飲み込まれる閉じ方をします。その際左の先頭のフックも3ツ山(通常通りのカーテン縫製)だと綺麗に納まりません。山の高さによっては閉まらない事も。なので左側カーテンの先頭は山を取らずにフラットに仕上げました。

また、このレールは日本のメーカーと比べてランナーとレールとの間が狭いので取付前にカーテンのフックの位置を通常よりも5㎜上げてカン上5㎜で設定し直しました。カン上10㎜のAフックというのが良く聞かれるワードだと思いますがこれだと生地がレールに擦ってしまって滑走性が大変悪くなります。

高窓にカーテン設置

 リビング吹抜の窓に紐引きカーテンレールとカーテンを設置してきました。当初の提案は電動ロールスクリーン3台か、こちらの紐引きカーテンかの2種類でしたが、紐引きレールの方をご採用頂きました。

使ったのはサイレントグリス社の「SG3870」です。紐引きで、となるとやはりサイレントグリスが一番いいのではないかと思います。種類の多さ、滑走性、デザインのシンプルさなどなど。

今日はこちらのカーテンを設置するにあたって気を付けた事を簡単にご紹介したいと思います。

まず、上の3連窓と、下の掃出しの横幅が少し違っていました。

およそ18㎝上の窓の方が短いです。ただ、取付けた時になるべく上と下とカーテンの幅が同じように見える方がバランスが良いので、上のカーテンレールの幅を条件の中で最大まで伸ばしたいなと考えました。

メーカーの設定では外側のブラケットからレールは10㎝伸ばし。単純に計算すると8㎝足りません。しかも下の窓のレールは窓よりもさらに外側に伸ばして取付します。窓の横にある下地が3㎝?5㎝?と仮定して、最終窓よりも16㎝長く製作する事にしました。実際には2㎝少ないのですがカーテンの裾の膨らみも有るでしょうしそこまで気にならないのではないかと考えました。結果的にはブラケットから12㎝レールが長くなっています。

また操作側は負荷がかかりやすいのでブラケットを一つ多めに入れてブラケット間のピッチを狭くし補強しています。

施工時に事前に職人さんに渡しておいた現場の資料です。

これを元に大きい脚立などの足場を準備して頂きました。

カーテンについては次回で。

FISBAカーテン

前回投稿のカーテンはFISBA社のものでした。

スイスのメーカーで200年の歴史があります。

今では世界各国で展開されており、縫製も海外でされてから日本に入ってきます。空輸の兼合いもあるのか梱包は独特でとても厳重になされています。

箱の中身もこれ以上養生出来ませんっ!と言うくらいに丁寧に梱包されています。