カフェカーテン

カフェカーテンを別注で作りました

ナチュラルイメージの柔らかいレース生地で、たっぷりなギャザーではなくふんわりとしたフラットな仕上がりでというお客様のオーダーだったので、いつもは内寸に2倍から2.5倍でカフェカーテン作るのですが、今回は1.2倍にて作らせていただきました。

上部の立ち上がりも1㎝と小さめに。ギャザーがあると2、3㎝でも立つのですがフラットだったら寝てしまうので。

上の立ち上がりを作る事でテンションポールの隙間も綺麗に埋める事が出来ました。

また丈は窓下20㎝とし、共布で作ったリボンでスタイリングしています。

リボンのサイズは今回2㎝×55㎝で作りました。結び方も蝶々結びではなく少しラフな片結びにしています。また場合によったらリボン代わりに麻ひもでも雰囲気が出ると思います。

取材協力

本日(令和3年4月25日)の読売新聞(紙面は関西方面)に先月取材協力させて頂いた記事が掲載されました。記事の企画は「部屋を楽しむ」というシリーズでこれから月1回のペースで掲載されるようです。で、記念すべき第一回のテーマは「カーテン」。私のお話しさせて頂ける範囲で協力させて頂きました。

場所は大阪のフジエテキスタイルさんのショールームをお借りしました。

新聞右下のベッドの写真はフジエさんのショールームでの1枚です。ベッドの横に生地サンプルを並べて、、新聞に掲載される写真はトリミングはしても加工はしてはいけないらしく、生地のタグが写らない様にとか、角度を気にしながら撮影されてました。

1つの記事を書くためにノートいっぱいにメモを取られて、また他社さんにも取材に行かれてて、とてもとても労力をかけてらっしゃいました。

私もひとつひとつの現場に対して下調べに結構時間を費やしてしまう場合もあるので、ああどんなお仕事でも同じだなぁと思いました。

打合せ時の様子です。3月現場納品に追われていた時期でしたが目先が変わり良い体験をさせて頂きました。

ありがとうございました。

 

保育園カーテン準備

今週末から始まる保育園の大規模改修工事の施工指示書を作りました。

2現場3フロア分。この図面を元に職人さんに材料を振り分けて取付して行ってもらいます。この窓には何mのレールを準備してますや、レールの取付位置など細かく記入します。ただあくまでも施工当日の指示書なので長々とした文章を詰め込むのは控えています。色を変えたりして瞬時に確認したい内容が目に飛び込んでくる様な指示書作りを心がけています。

また段取りも住宅と違って量も多くなるので、かさ張るカーテンはトラックで現場搬入して、レールは職人さんに持ってきてもらって朝一から作業は進めてもらって、、などいかに当日効率よく作業を進められるか考えたりしています。

こういう1日仕事の現場は事前の段取りが重要だと私は思っているので多少準備に時間がかかっても良しとしています。

 

 

高窓カーテン続き

前回からの続きです。

中心のランナーが交差ランナーだったので、中央部分は通常のカーテンの縫製とは少し変更しています。

カーテンの右側が上になり、左側が下に飲み込まれる閉じ方をします。その際左の先頭のフックも3ツ山(通常通りのカーテン縫製)だと綺麗に納まりません。山の高さによっては閉まらない事も。なので左側カーテンの先頭は山を取らずにフラットに仕上げました。

また、このレールは日本のメーカーと比べてランナーとレールとの間が狭いので取付前にカーテンのフックの位置を通常よりも5㎜上げてカン上5㎜で設定し直しました。カン上10㎜のAフックというのが良く聞かれるワードだと思いますがこれだと生地がレールに擦ってしまって滑走性が大変悪くなります。

高窓にカーテン設置

 リビング吹抜の窓に紐引きカーテンレールとカーテンを設置してきました。当初の提案は電動ロールスクリーン3台か、こちらの紐引きカーテンかの2種類でしたが、紐引きレールの方をご採用頂きました。

使ったのはサイレントグリス社の「SG3870」です。紐引きで、となるとやはりサイレントグリスが一番いいのではないかと思います。種類の多さ、滑走性、デザインのシンプルさなどなど。

今日はこちらのカーテンを設置するにあたって気を付けた事を簡単にご紹介したいと思います。

まず、上の3連窓と、下の掃出しの横幅が少し違っていました。

およそ18㎝上の窓の方が短いです。ただ、取付けた時になるべく上と下とカーテンの幅が同じように見える方がバランスが良いので、上のカーテンレールの幅を条件の中で最大まで伸ばしたいなと考えました。

メーカーの設定では外側のブラケットからレールは10㎝伸ばし。単純に計算すると8㎝足りません。しかも下の窓のレールは窓よりもさらに外側に伸ばして取付します。窓の横にある下地が3㎝?5㎝?と仮定して、最終窓よりも16㎝長く製作する事にしました。実際には2㎝少ないのですがカーテンの裾の膨らみも有るでしょうしそこまで気にならないのではないかと考えました。結果的にはブラケットから12㎝レールが長くなっています。

また操作側は負荷がかかりやすいのでブラケットを一つ多めに入れてブラケット間のピッチを狭くし補強しています。

施工時に事前に職人さんに渡しておいた現場の資料です。

これを元に大きい脚立などの足場を準備して頂きました。

カーテンについては次回で。

保育園カーテン

今日は保育園の大規模改修現場の採寸に行ってきました。

改修工事なので物を移動しつつ、園児の動きにも注意しながら、、新築の時よりも時間がかかってしまいました(^_^;)

納品の時はもっと気をつけないと。

FISBAカーテン

前回投稿のカーテンはFISBA社のものでした。

スイスのメーカーで200年の歴史があります。

今では世界各国で展開されており、縫製も海外でされてから日本に入ってきます。空輸の兼合いもあるのか梱包は独特でとても厳重になされています。

箱の中身もこれ以上養生出来ませんっ!と言うくらいに丁寧に梱包されています。

紐引きカーテンレール

天井高さ3300㎜あるリビングにカーテンを設置してきました。

両開きカーテン

 

  片開右寄せカーテン

 

 

 

 

 

 

 

今回設置高が高く、両開きカーテンの前にはテレビを置かれるご予定、また片開のカーテンは家具の入隅に向かって閉じていく状況だったので普通の手引きレールでは無く紐引きレールを提案してご採用頂きました。

高い位置の隅に向かってカーテンを端まで引き込むのには結構グイっと引っ張らないといけませんし、閉めきるのはなかなかしんどいと思われます。

紐引きレールはロールスクリーンやシェードと同じ要領で1ヵ所に立ったまま紐を引っ張ってカーテンを開け閉めするカーテンレールです。

高窓や、幅の広い窓、障害物のある窓に適しています。

また直接カーテン生地を手で持つことも少ないのでカーテンの保護の為にも良しとされています。

 

冬季休暇のお知らせ

下記日程にて冬季休暇を頂きます。

休みの間ご不便をおかけ致しますがよろしくお願い申し上げます。

 

令和2年12月28日から令和3年1月4日まで

1月5日より通常営業

事務所のカーテン変えました

施主様のところに納品したレースがとても素敵だったので、事務所のカーテンも同じもので新調しました。フジエテキスタイルのFA1219LAです。

以前のFEDEのレースもとても気に入っていたのですが、やっぱりカーテンが変わると雰囲気も変わって心機一転ですね。透け感は以前より少なくなったのですが部屋が明るくなったみたいです。

 

ロールスクリーンを隠す為のバックバランスもグリーンのドレープで付けました。右側に置いてあるレースのパーテーションと色合わせしてあります。

 

 

 

色合わせの時⇒

 

 

 

 

 

  ⇐以前のレース