FISBAの新作展に行ってきました。
コロナ禍という事もありカミラさんは来日されず、、ビデオメッセージが上映されていました。
今作のテーマはアフリカ。マイケルとカミラご夫妻がアフリカ訪問した時の体験がコレクションの軸となっています。
中でも一番私が気になったはこちらの ESTIVAL。
国はメキシコになるのですが、メキシコの文化やネイティブアートにインスパイアされたデザインで、花や葉が活き活きと描かれています。また時間の経過を表現する為に所々かすれた部分が。
かすれた様に見える部分は、転写プリントの際に染料が入らない特殊なポリエステルの糸です。それがファブリックの世界感に大きな奥行きをもたらせています。
どれくらいの時間の経過をそこに思い描くのかは、人それぞれだと思います。デザイナーが日々感じた事をデザインとして落とし込まれたファブリックにはストーリーがあって、日常の生活にもきっと潤いをもたらせてくれると思います。