下記日程にて冬期休業とさせて頂きます。
休みの間ご不便をおかけ致しますがよろしくお願い申し上げます。
令和3年12月28日から令和4年1月4日まで
1月5日より通常営業
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令和3年12月28日から令和4年1月4日まで
1月5日より通常営業
エフルでは設計事務所の設計士の方や、デザイナーの方ともお仕事させて頂いてます。現場は店舗であったり、住宅であったり様々です。
上記写真は設計の方からエメラルドグリーンのオーガーンジーレースを探して欲しいと依頼を受けて取寄せたサンプルです。これは探すのになかなか苦労しました。。
この他にも設計の方からの仕事は建物の計画段階からご相談頂く事が多いです。なので初期の問い合わせとしたら、このサイズでこの商品だったらカーテンボックスはどのくらいの大きさ(懐の深さ)が必要ですか?という様な問いが多いです。そこでご協力出来る事によって竣工時、ブラインドなどをたたみ上げたらその商品がすっぽりBOX内に収納されて、とても美しい建築に仕上がっています。
店舗の仕事はリニューアルが多いのですが、現場によったら改装に改装を重ねているので下地がびっくりする状態だったり、いびつな所に取付しなければいけなかったり、、新築と比べて気を付けるポイントが変わってきます。
それと古い建物の場合、経年劣化で窓枠も変形していたりします。地震などの影響でちょっと(数㎜ですが)ずれているんだと思います。なので新築の時は幅、丈、大体1窓に付き1ヵ所採寸するのですが、リニューアル物件の場合は幅は上下、丈は左右採寸するようにしています。必要であればそれぞれ真ん中も。上が入っても真ん中や下がつっかえる事もあるので。
ちょっと話がそれましたが、店舗をやっていると「夜間工事」なんかもあります。新築現場の時は滅多にないのですが。まだ会社員だった頃テーマパークの店舗改装の仕事をした時、現調はパーク閉園後、裏口から行ってました。なかなか見れないバックヤードにへーとなっていました。パレード終わりのフロートが返ってきて倉庫に自動で格納されたり、次シーズンのショーのリハーサルをパフォーマーの方がされていたり。店舗の仕事は表舞台を支える裏方の面白さが独特だなと思っています。
前回は大型物件の時の仕事の様子に触れたので今回はそれ以外の事を書きたいと思います。
まず一般住宅の場合。お客様とのご挨拶から仕事が始まります。お家が完成してらっしゃたら現地でお話ししますし、竣工まであと数ヶ月ある様でしたら今お住まいのご自宅でお打合せさせて頂きます。打合せはこちらからお持ちしたカタログや、サンプルをご覧頂きながら進めますが、その日に決めきれない場合はいくつか候補のサンプルをご自宅にお送りしてじっくり決めて頂きます。さらに日にちに余裕のある場合はメーカーショールームにお越し頂いて大判サンプルで打合せします。細かいところまで決めるので1回の打合せの時間は大体2~3時間くらい掛かります。
※腰窓でも床までカーテンを作ると上下のラインが繋がってお部屋がとても素敵に見えます。ホテルでもこの仕様が多いです。
最初にまずこうしたいというご希望はすでに何かお持ちでしょうか?と確認させて頂き、カーテン、ブラインドそれぞれのメリット、デメリット、を説明します。また取付ける物によってもそのメリット、デメリットは変わります。リビングの掃出し窓で何を取付けようかとお悩みの場合の説明としては、カーテンだったらインテリアは柔らかい印象になりますし、ブラインドだったらシャープでシンプルな印象になります。ただ、この掃出し窓で頻繁に出入りされることはありますか?と確認もさせて頂きます。しょっちゅう出入りがある場合、ブラインドの中でも木製ブラインドは昇降するのに比較的時間がかかります。操作コードを何度も引っ張らないと一番上にまで上がりません。そういうデメリットもありますが木ならではの上質感、重厚感はアルミのブラインドでは味わえません。価格も安価ではありませんし。お客様には操作性のデメリット、意匠性のメリットをお伝えして商品を決めて頂きます。(腰窓の場合は丈も短くなるのでそこまで大きなデメリットにはなりません)
また縦型ブラインドの場合、この商品も開閉の仕方が色々あります。両開、片開(右寄せ、左寄せ)また片開でも、場合によっては反対側からも開ける事が出来るなどメーカーによっても多種多様です。マンションの場合はFix窓と組み合わさっている事もありますし、これはその時の窓の形状を考慮してメーカーと操作方法を提案させて頂きます。
あとこちらで勝手に調整させてもらっているのが、ロールスクリーンなどのチェーンの長さです。メーカーの標準基準長さでチェーンを製作すると場面によっては明らかに短かったり、操作は出来るけど短くてちょっとしづらかったりします。よくあるのは洗面室の小窓の前に洗濯機がある場合。チェーンをちょっと長めに作っておかないとチェーンを体の方に引き寄せる事が出来ません。あくまでもメーカー標準長さは窓の正面すぐに立った場合を想定していますから。ちょっと離れると短いなと感じます。
今日ご紹介した事は住宅においてのほんの一部の事です。もっともっと自分では忘れているような細かい注意点が沢山あると思うのですが、、
住宅は色々と気遣う事は多くはなりますが、お客様の要望を最大限お聞きして、よりベターな方法で最後納品できた時、とても充実した達成感があります。これはこれで住宅も受けていく理由の一つだと思います。
エフルはカーテンとブラインドなどに特化した「総合事務所」として運営しています。「総合」というのはカーテンやブラインドの必要な現場であれば一般住宅でも、サ高住、病院、店舗など、どんなジャンルの建物でも引き受けますという意味合いで使ってます。ではなぜ店舗を構えてた専門店の様に住宅などにジャンルを絞らないのか、、答えは「仕事が面白いから」でしょうか。同じカーテン、ブラインドを納品したとしても、住宅とサ高住、いわゆるハコ物ではそのアプローチの仕方が全く違います。まるで全く違う仕事をしている様にも感じます。今回はどんな違いがあるのかお話ししたいと思います。
サ高住などの公共物件の場合、まず物量が圧倒的に住宅とは異なります。その場合カーテン生地の発注から気を付けるポイントがいくつも出てくるのです。
まず在庫です。大体メーカーで在庫しているカーテン生地の在庫数量は一品番に付き200~400m強。公共物件は窓数も多いですが、一窓も大きいので生地の発注が何十m、何百mとなります。ほぼ同じ品番で決まると現在庫を全部必要とする数量になり、また足りない場合もあります。その時はフロアーごとに色を変えて頂くか、別の対応が必要になります。ま、これは竣工ぎりぎりで相談を受けた場合です。ほとんどは数か月前から打合せがすすんでいくので、事前にメーカーには売止め予約を入れます。そうする事によってメーカーは生産計画を立てる事ができ、一度に何百mと出荷してしまっても欠品を起こす心配が無くなります。たまに10mくらいのオーダーを入れても欠品で1ヶ月ぐらい納期待ちする事があるのですが、これは逆パターンでどこかの物件で突然大量の発注があり在庫が無くなってしまった、、という結果です。なのでefulでは予め決まっている現場は少量の住宅でも売止めはかける様にしています。ちなみに何千mとなればメーカーに生産にどれくらいの期間を要するのかを確認して、逆算しながら品番決定のリミットを決めていきます。
次に生地の発注です。仮に品番〇〇〇が全部で164.9m必要となった場合「164.9m」と一括で発注出来る訳ではありません。カーテン生地は1本が50m巻き、100m巻きなどと生産規格が決まっています。なので品番〇〇〇が1本50m巻の商品だった場合その範囲に収まるメーター数、本数で発注しないといけません。例えば「46.5m、48.8m、40m、29.6m、各1本、計164.9m」です。それとなぜ50m×3本、14.9m×1本、計164.9mではだめなのでしょうか。それは1窓、1窓サイズ、柄に応じて縫製するのに必要なm数が変わるからです。1窓で必要な数量を適当に2本の生地で納品してしまったらカーテンを水平ラインで生地を継ぐ事になってしまいます。実際にはそんなカーテンは商品として既製品でもあり得ません。8.5mが6窓だったら42.5m(8.5×5)と8.5mで生地を発注するのが正解です。
それに比べて、住宅の場合は生地の取りを深く考える事は少ないですね。
でも住宅、店舗などはまた個々に特色があるのでそれは次の機会に。
先日レースカーテンを納品してきました。
白の無地レースに裾のロック糸をカラフルな糸にしてある仕様です。
3部屋あったのでそれぞれのアクセントクロスに色を合わせて色をチョイス。
今では主要メーカーさんでもオプションでカラーロックがありますが、一応エフルでは2017年末から取り組んでいます。
先日施設の改修工事現場へカーテン、アコーデオン、ビニルカーテンの納品に行ってきました。
前日まで大雨が続いていたのですが工事の時は曇りで助かりました。
現調の時、アコーディオンを取付けたい所に天井下地が無かったので、監督にお願いしてクロス工事前に木下地入れて置いてもらいました。これで取付も何の問題もなくできました。ビニルカーテンのレール取付もしかり。
ビニルカーテンはSカンでランナーに引っ掛けてますが、開け閉めの際外れない様にSカンは上下共かしめてます。
8月13日から8月15日まで今年の夏期休業とさせて頂きます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
今日から4連休ですが現場も日曜以外は空いてるよとのことだったので、お盆の工事の打ち合わせに朝一から行って来ました。
オリンピックも始まるけど自粛、自粛という感じだったのであまり深く考えずに阪神高速乗ったら大渋滞(°_°)でした。
中国道も池田線も真っ赤っか、、(^_^;)
現場は今日どのタイミングで行っても良かったので問題はありませんでした。
一安心です。
でも、いつもの連休初日、渋滞注意!という常識が戻って来た事はコロナ禍の今復興の兆しとして喜んでいいのか、まだまだ気が許せないから自粛が必要なのか、、と、ちょっと考えさせられた渋滞でした。
先日電動のウッドブラインドの見積りをさせて頂きました。
メーカーはナニックと、比較の為国内メーカー。
一台辺り幅2500㎜と大きなサイズだったのでそのままの幅で作れるのはナニックだけでした。主要国内メーカーでは手動製品も含めて最大製作可能幅は2400までとなります。また今回改めて思ったのが国内メーカーのウッドの電動はまだまだ旧仕様なんだなという事です。
最近ではロールスクリーンはじめ、アルミブラインドの電動はどんどんメカがコンパクトになっています。複数台取付の時も製品をコードでつないで電源をとる事が出来るので1台に付き1個コンセントを作る必要がない製品もあります。
そんな中ウッドブラインドの電動はメーカーによってまちまちですが数年前から新しくなってないなぁという印象。リモコン操作の仕様が無かったり、ヘッドボックスがザ電動という感じで大きかったり、RFの受信機、コントローラーは本体と別付けだったりと、、私が仕事始めた頃の電動製品みたいで電動って複雑、、と思っていたことを思い出しました(^^;
でも、そんな中ナニックの電動はとてもシンプル。いまの時代の電動仕様でとてもありがたいなと思いました。本体も手動製品のようなコンパクトさ。リモコン操作はRF仕様。(IRだと到達距離も短いので広い空間やブラインドの並びによっては少し心許ない時があります)もちろん受信機も本体内蔵。100Vのコンセントを現場に用意しておくだけで大丈夫なんです。
そのコンセントは部屋に取付けるコンセントプレートではなくて、よく家具にくっついている小さいプレートの巾木コンセントをカーテンBOX内に用意して頂くととても省スペースで電動ブラインドの設置が可能となります。
吹抜のあるリビングや、台数が多くなる時、電動製品はお薦めです。
今年、事務所のウンベラータを2鉢に分けてみました。
元々の鉢は幹だけになっちゃうのでこれは仕方ないなと思っていたら、新しく芽が出ていたので自宅に持って帰りました。そうしたら、、
見る見るうちに成長してしまいました。
事務所の2鉢は今マンションが大規模改修中で室内が薄暗いからでしょうか、成長はスローペースです(^^; でもゆっくりですが新しい葉も出て確実に成長しています。
一方仕事面では各メーカーさんの新商品が発売される時期なので、オンライン展示会に参加したり、プレゼン動画を見たり、少数ですがリアル展示会に行ったり中にはショールームでのプライベートセミナーを企画されているところがあったのでそれに参加したり。
去年は軒並み中止、発売見送り、など全体的に新しい事は自粛ムードでした。私の仕事も建築事は事前から決まっていたことなので他の業者さん達と粛々と建物を完成させていく事に徹していた様に思います。
でも最近ではコロナ禍なりに市場は試行錯誤して前へ進もうとしていると感じています。実際新しい設計事務所様、販売店様とのご縁もありました。私も徐々にこれから新しい取り組みも開始していこうと思っている今日この頃です。