下記日程にて今年のゴールデンウイークはお休みさせて頂きます。
4月30日から5月6日まで。
休みの期間中でもメールでのお問い合わせは受け付けておりますのでご連絡下さい。
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4月30日から5月6日まで。
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縁側にカーテンを設置されているお宅も多いと思います。
先日お伺いしたお宅は築90年近くの日本家屋でした。カーテンも20年くらい使ってらっしゃるので今回は掛け替えを、とのご要望でした。
写真は新しくしたカーテンです。
窓は全長約5mありました。採寸の時は両サイド、真ん中と高さを計ったのですが、やはり真ん中に柱が無い分長押が少し下に下がってました。お家も呼吸するのでこれくらいのたわみは想定内です。
そこで今回の取付は全て床からレベルを出してレールを取付してもらいました。
また古いレールのビス穴をなるべく隠すように今回も同じ様な高さで取付をして、尚且つ以前よりも高い位置にレールが来るように「LTブラケット」持ち上げ型のブラケットを使いました。
こういう細かい事はお施主様には説明しませんが、新しいカーテンを気に入って頂けたとお褒めの言葉を頂けたのが良い結果だと思います。
レースカーテンの透け方についてのお話しです。
1軒のお宅で3Fはとても眺望が良く外の景色を見たい、という窓と、2Fはお隣の窓があるので光は取り入れたいがあまり見えるのは困るという案件がありました。
3階のお窓です。レースカーテンは編み織りの東リTKF10712。上品なパープル色です。
2階はスミノエのD3473。全体的な風通織りというか、2重組織というか、シンプルながらもとても存在感のあるレースです。表面はよく見ると光沢感があり、表情が角度によって変わります。
外の様子も気にならなくなり、光も入って窓全体がカーテンを掛けていない時よりも明るく感じられる様になりました。
先日の現場でコーナー窓がありました。
こういう時はメーカーで0.4m×0.4mの規格のカーブレールを使う事が多いのですが、今回は別注でカーブレールを作りました。
理由としては、ジョイントの箇所が1ヵ所で済む利点。レールはなるべくジョイントを少なくしたいものです。
2本のレールのジョイント位置が前後で揃う点。規格品だと前も後も同じ長さなので6㎝ずれてしまいます。
このカーブレールの左側短手に2.73mの直線レールをジョイントしました。
全長5.29m!カーテン溜まりも大きくなるのでレールはいつもより5㎝長めに伸ばしました。
ジョイント部分も工場カットの箇所なので綺麗に納まったと思います。
カーブレールの寸法の計算の方法は壁から何ミリレールが離れるのか、前後のレール間は何ミリなのか、左右それぞれ計算して出します。
コーナー窓以上の変形窓への設置もお問合せください‼
前回投稿のツインシェードを作るにあたって加工所でどう言う風に柄出しをするのか打ち合わせをしました。
この生地の柄は横リピートが60cm強あり、シェードの幅は74cm。生地も柄のどの部分から送られてくるか解らなかったので実際に製作の方と現物を見ながらここから取ったらこんな感じ、だったらシカの顔が窓ガラス面になりますね、など出来上がりを想像しながらの打ち合わせでした。
位置決めが終わると一気に裁断、印付け、と工程が進んで行きます。こうなるともうプロの領域。私は見守るだけです。
いろいろな方に支えられてお仕事させてもらえています。
昨年から打合せさせて頂いていたお客様。
リビングの小窓にツインシェードを納品させて頂きました。
手前にシカとトリの刺繍が愛らしいオーガンジーレースにバックはグレーのドレープ地。今回はあえて小窓にアートを飾る感覚で柄物の生地を考えられてはいかがですか?という一言で生地探しが始まりました。
メインの掃出しはブラックグレーの無地調のドレープカーテン。
アクセントクロスの色も含めて、まとまりの中にも変化のある素敵な空間を選ばれたと思います。
施工例のご紹介です。
デザインストレートバランスとバルーンシェードを納品してきました。
モダンな雰囲気のお家でしたが天井に木材が使われていたり重厚な雰囲気もプラスされていたので、このバランスのデザインがとても調和がとれていた様に感じました。
そしてこの事例で気を付けたポイントは、バラスンスのサイズです。
右側の窓が他の部屋との扉に干渉してしまう為、左の窓の様に奥行が取れませんでした。左側はバランスの奥行18㎝。右側は8㎝で仕上げています。
その為右窓のバルーンシェードは窓枠内付にて施工。
そして今度は正面から見た時にバランスと窓枠の間に隙間が出来ない様に、また下部のウェーブの長いところ、短いところを加味してバランスの丈を決めました。これ以上長くすると全体的に重くなってしまうし、左窓のバランスもおかしくなってしまうので、これがギリギリだったかなと思います。
最後にちゃんとドアキャッチも使える事を確認して納品完了しました。
東リさんではかなり前からここリヨン織物美術館に収蔵されている原布のデザインを公式に日本へ持ち帰り、カーテン生地として商品化されています。
今回、現在販売されている生地の原布を実際に美術館で見ることが出来ました!
<原布>
約250年前のもので、マリーアントワネットにまつわる生地の様です。
フランス語のキャプションが難しくて、、これ以上は読めません(^^;
<東リ TKF10136>
見事に再現されています。
今回のリヨン訪問は、長年リヨン織物美術館シリーズを販売し続けてきたのでとても貴重な体験でした。
織物の案となる下絵と、それを織物で再現したらこうなるというとてもわかりやすい展示がありました。
右側が絵で左側が織物です。
とても細やかに再現されていました。
織設計、どうなっているんだろう、、?
フランスのリヨン織物美術館へ行ってきました。
ここは長年一度は訪れたいと思っていたところです。
今回縁あってパリに行く事になり、調べるとパリから高速列車TGVで約2時間で行ける事が解りました。これは日帰りで行けない距離ではなかったので思い切ってチケットを取って行ってきました!
美術館はとても素晴らしく、16世紀頃に織られた織物の原布が数多く展示されていました。それはもうファブリックという域を超えて、美術品の様でした。
緻密な織り、見とれてしまいます。
リヨンはその昔絹織物産業で栄えた街でした。
旧市街地には運搬の際雨から織物を守る為に通りから通りへ抜けられる屋根付の小径があちらこちらに現存しています。
また栄えた街には沢山の物、人が集まり食材も例外では無く美食の街としても知られているリヨンです。
残念ながら今回私は時間が限られていたので地元のハンバーガーをお昼にササっと頂きました。でもこれもとても美味しかったです!