レースカーテン

とある店舗のレースカーテンを納品してきました。

生地はBAUMANNのSINFONIA CS。100%難燃ポリエステル素材ですが、天然繊維ライクなとても風合いのあるレースです。今回生地の選定は設計士さんで、efulは指定品番にて施工するだけでした。

設置してみたら天井、鉄扉のブルーグレーの塗装色ともバッチリ合っていて空間の組み立て方が流石だなーと思いました。ここに納品出来て光栄でした。

レースは長手が幅5800、短手が幅2800の片開きでした。当初縫製仕様はフラットカーテンでと指定が来たのですが、もし頻繁に開け閉めなさるのなら、閉める度に人の手で均等にウェーブを整えて頂く必要がありますよとお伝えしました。後にご検討頂いて、最終1ッ山1.5倍ヒダでの製作となりました。

人の手で整えるというのはこの様に最初引っ張るとカーテンが真っすぐに伸びてくるので端に残っている生地を真中に寄せてこないといけません。

それが、6m弱の距離となるとかなり億劫だと思います。

なので今回は1ツ山1.5倍ヒダにて納品となりました。

緩やかなウェーブがちょうどいいと感じました。

 

カーテンのスタイルに“ウェーブスタイル”というものがあります。

これはカーテン上部がフラットで均等なウェーブをキープ出来るという今とても流行りのスタイルです。

今回もこれが出来たら良かったのですが、TOSOのはジョイント部分はランナーが通過出来ない。(幅的に必ずジョイントが入るので不可)サイレントグリスは180Rの規格のカーブレールが無かったので断念しました。

 

これからもっと柔軟にウェーブが出来たらいいなと思います。