FISBA

先日FISBA新作発表会に行ってきました。

新作が素敵なのはもちろんのこと、今年4月ブランド名を「Christian Fischbacher」から「FISCHBACHER1819」に変更なさった経緯をカミラさん(デザイナーで現CEOの奥様)から直接聞く事ができ、とても心打たれました。

今までのブランドロゴ

新しいブランドロゴ

ブランドロゴは200年の歴史の中で度々変更されてきた様で、今回の変更理由は

パソコンからスマホや、iPad、様々なSNS、今やデジタルツールは多岐に渡ります。そんな中かつての筆記体のロゴはそのツールでは目立ちにくく扱いにくいとの判断で変更となった様です。

またカミラさんはこうもおっしゃってました。

ブランドとして時代に合わせて変わっていかないといけない部分と、変わってはいけない部分とある と。FISBAはノットクイック、ノットファストファッション。数年で廃番になる様なものは作らないし、以前からの生地も新色を追加して大切にデザインと向き合っていくと。

日々のバタバタと世の中の多様性、多様性という言葉にあちこち目を向けてしまっていてブレていた部分を引き戻して頂いたような感覚になった展示会でした。

レストラン

昨日の記事の続きです。

写真のシェードはエントラスの窓なのですが、右手すぐが出入り口、です。当初はコードの操作位置をホールと同じく右操作で予定していたのですが、採寸していた時、「右じゃお客様が入ってきた時目に入るよね、、」と気になったのでシェフに説明したら「本当ですね!左にしてください」となり左操作で製作しました。

いつも通り気をつけて採寸していた結果なのですが、納品の時また改めてシェフから「採寸しながら、作業しながらでも、こっち(シェフ)の立場で、こちらの気づかない事まで気配りしてくれたから信頼出来る業者さんだなと思ってました。今回頼めて良かったです。」と言って頂きました。

そう感じて頂けると一番嬉しいです。

カーテンやブラインドやは細かい指示が多いので全部が全部お客様には説明仕切れてないのですが(勝手に操作コードの長さなど使い勝手良い様に変更してます)、そこに着目して頂けるとちゃんと見て頂けてありがとうございます!ってなります。

プレーンシェード ループレススタイル

イタリアンレストランの施工に行ってきました。

内装はグレーを基調にしたシンプルシック。冷たい印象になりがちですがナチュラル色のウッドのテーブル、チェアなどで心地よい空間です。

今回はそんな無駄をそぎ落とした空間だったので、プレーンシェードのメカもチェーン式ではなく、1本コードが垂下る「ループレス」操作をご提案しました。

とてもすっきりしていい仕上りだと思います。

生地はフジエテキスタイルの「フェートル」

織物なのですが、表面がフェルトの様な意匠です。壁の色味にもよく合っていて、また素材感が特長的だったのでいいアクセントになったと思います。

 

施工現場

先日の取付現場の一コマ。

取付高さが丁度5mでした。さすがにこの高さは脚立という訳にはいかずローリングタワーをこちらで立てました。

ただ、現場がリビングのフラットな床だったので美装後にタワーを立てて施工する事が出来ましたが、これが階段の上だったり障害物(表し梁など)があったりなどでは建築中の足場を利用しないといけません。その場合は工務店さんサイドとクロスの仕上げ日、足場の撤去日を確認しながら先行で高窓の施工に入ります。

現場の足場をお借りするので現場の工程の邪魔にならない様に心掛けています。

さて、写真の現場ですが、リビング正面に素晴らしい景色が開けてまして、とても晴れ晴れとした気分になりました!

奥側に手動大型タイプのロールスクリーンを2台、手前に片開レースカーテンを施工しました。カーテンレールはサイレントグリスの紐引きレール。この高さは手引きではカーテンが動きません。以前高さ3400のレースカーテンでギリギリ動くなと感じましたので、出来れば操作性もいいので紐引きレールをお薦めしたいですね。