バウマンショールームで面白い生地を見つけました。チュール地に金属のプレートが貼り付けられたもの。
もちろんカーテンのオーソドックスな3ツ山2倍ヒダには不向きな生地です。生地規格も幅145㎝、丈330㎝のパネル販売。
上は110㎝無地があって下に行くほどプレートが混み合っているデザインで、パネルあるところを普通の生地みたいに丈をカットするのも不可能だし、生地のどの部分を使うかも思案するし、上下ひっくり返して使っても成立するし、これはデザイナーさんの腕の見せ所な生地です。
この生地を見てやっぱり、こういうのを作るバウマンって真のファブリックメーカーなんだなって感じました。
「生地屋としてこういう最高な物を用意しましたよ。どう料理するかはそちら次第ですよ。」と私の勝手な感じ方ですが、メーカーとしてのプライドを感じた1枚でした。