前回からの続きです。
中心のランナーが交差ランナーだったので、中央部分は通常のカーテンの縫製とは少し変更しています。
カーテンの右側が上になり、左側が下に飲み込まれる閉じ方をします。その際左の先頭のフックも3ツ山(通常通りのカーテン縫製)だと綺麗に納まりません。山の高さによっては閉まらない事も。なので左側カーテンの先頭は山を取らずにフラットに仕上げました。
また、このレールは日本のメーカーと比べてランナーとレールとの間が狭いので取付前にカーテンのフックの位置を通常よりも5㎜上げてカン上5㎜で設定し直しました。カン上10㎜のAフックというのが良く聞かれるワードだと思いますがこれだと生地がレールに擦ってしまって滑走性が大変悪くなります。