共布タッセル

先日少し“あっ”と思うことがありました。

帰り道、新しくオープンしたお店の壁一面がショーウィンドーみたいになっているところに黒いレースのカーテンが設置されていました。内装は重厚感も感じられるダークブラウンを基調としたシックモダンな空間です。そこに格好良く飾られた黒いレースカーテン。私があっとなったのは共布で作られたタッセルです。

通常はドレープ地で作るので中の芯地や折返しが見える事はないのですが、レースの場合、特にメッシュの様な編みレースは中身が丸見えになってしまいます。そのかっこいいお店のタッセルが中身丸見えで少々興醒めしてしまいました。

気にする人は少ないと思うのですが(@_@)

でも、どうしたら雰囲気が崩れないのかな・・と考えた結果2重使いで作れば良い!と思い手持ちのレースで作ってみることに。

上が通常の作り方のタッセル。

下が黒いドレープとの2重使いで作ったタッセル。

どうでしょう?ささいな事で気にする人は少ないと思うのですが・・ちょっとした工夫をしてみたいと思うのです。