3ツ山2倍ヒダ 2ツ山1.5倍ヒダ

オーダーカーテンの業界では、よく耳にする『3ツ山2倍ヒダ』

これって何ですか?との方の為に簡単に説明すると、カーテン縫製の方法の事なんです。

ざっくりとですが2m幅の窓に対して4m幅のカーテン生地を2mのカーテンに仕立てるのが『3ツ山2倍ヒダ』オーダーカーテンの主流の縫製方法です。

また、2mの窓に対して3mのカーテン生地を使うのが『2ツ山1.5倍ヒダ』主に既成カーテンや、イージーオーダーカーテンの主流の縫製方法です。

逆にオーダーカーテンでも2ツ山1.5倍で縫製する事があります。

使う生地の量が少なければ予算も落ちるので、コストダウンによく使う方法です。

 

ただ!今日はここからが本題です。

1.5倍使いをおすすめするのはコストを落とす為だけではありません。あえて1.5倍をお薦めする時もあるんです。それは大柄なカーテン生地の場合。柄を楽しみたい時は1.5倍、もしくはフラット縫製がいいです。

写真を見て頂ければ分かるのですが2倍だとタックが深すぎて柄がはっきり見えないのです。1.5倍だと浅いので柄が解ります。

≪3ツ山2倍ヒダ≫

≪2ツ山1.5倍ヒダ≫

≪フラット縫製≫ ※メーカーカタログより

同じ生地での比較です。

efulでは柄の雰囲気でも縫製方法をご提案させて頂きます。

今月納品したカーテンもドレープは1.5倍ヒダで縫製しました。